1.日本企業にとって『社員への英会話』とは

①英会話に関する点数目標は意味があるか

“インバウンド”あるいは“アウトバウンド”。
日本企業に対して「飽和した国内市場だけで勝負する時代は終わり、グローバル化することは待った無しだ」と言われるようになって久しく、多くの日本企業が『社員への英会話研修』に、コストと時間をかけています。

たとえば、よく耳にするのが「TOEIC○○点以上」という目標設定です。
そして、会社も社員も多くのコストと時間をかけ、その目標に到達しようとしています。

ところが、その目標に到達できた社員に「TOEIC、何点取ったの?」と質問してみると、そのほとんど全員から、こんな答えが返ってくるのです。

「一応、○○点です、けど…(だからって、頼むから、英会話ができるとは思わないでくださいね…)」

②日本企業にとっての「英会話ができる」意味とは

日本企業にとって、英会話学習にコストと時間をかける本来の目的は何でしょうか。

それは、社員が「日本語でやっている仕事を、英語でも通常にやれるようになって欲しい」ということではないでしょうか。
そうだとすれば、TOEICに限ったことではなく、なにかテストのスコアを目標にしても、本来の目的を達成することは難しいのです。

なぜなら現時点で、英語で交渉や業務を円滑に行えるというレベルを測れる英会話テストは存在していないからです。

では、どうすれば、目的を達成できる英会話力を身につけることができるのでしょうか。

③日本企業の抱える『英会話の呪縛』

・グローバル化したい。(海外市場への進出や国内での外国人社員の受け入れ等)
・社員には仕事上で問題ないレベルの英会話ができるようになって欲しい。

・目標設定して、コストをかけ、社員にも時間をかけさせる。(テストでの目標点数など)

・テストの結果は出たとしても、英会話ができるようにはならない。

・評判の良い英会話学校に行かせる。もしくは、法人契約でネイティブ講師を派遣してもらう。

・思ったほどの効果が上がらない。
(多少の英語力は上がるが、仕事ができるレベルの英会話力はつかない)

・では、英会話ができる人材(バイリンガル?)を採用すれば…

・英語はできるが、仕事ができないケースが多発。
(仕事が専門外、文化を理解できない、etc.)

・いったいどうすれば良いのだろうか…

BOGOL(ボゴル)では、この状態を『英会話の呪縛』と呼んでいます。

この『呪縛』から解放されない限り、日本企業、そしてそこで働く日本人は、企業としてのポテンシャルも、個人としてのポイテンシャルも発揮できないのです。

2.BOGOLが提供するもの

BOGOLが提供するのは、日本企業を、そしてそこで働く日本人を『英会話という呪縛から解放すること』です。

それを可能にするのが、BOGOLによるトレーニングです。

3カ月(*)で「基礎英会話力」を確実に養成します。

*基礎英会話の養成の終了は、本人が「自分は、英会話ができるようになった」と自覚した状態と規定しています。これを私たちは「卒業」と呼びます。

3.BOGOLの特徴 ー卒業する英語学習ー

この『英会話の呪縛からの解放』を可能にしたのが、既存の英会話学習法とは全く異なる、BOGOL独自のアプローチです。

①英会話力の明確な定義

これまでの英会話学習では、目標とする英会話力の定義がなされておらず、漠然と「ネイティブのように会話する」という、無謀な目標に向かって学習する傾向があります。

BOGOLは、目標とする基礎英会話力を明確にしています。

例文で説明すると、例えば以下のような内容を英語で伝えたいと思ったとします。

「先週、貴社から頂いたご提案について、社内で検討し、いくつか疑問点が挙がったので、今日は、それらについて質問したい。」

BOGOLでは、以下のような英文(日本語訳)を、一定のスピードで正確に言えるようになるトレーニングをします。
「先日、貴社からのご提案をもらいました。
我々は、それを検討しました。
そして、いくつかの疑問を持ちました。
今日は、それらについて、質問をしたいです。
よろしいでしょうか?」

言い方は違えど、自分が伝えたいことが「”正確に”伝わっている」ことが、お分かりいただけると思います。

基礎英会話力を養えば、実際に英語で仕事ができるようになり、そこからは実戦的な英会話経験を積むことになります。

そうした経験の中から、自分が追加的に学ぶべき英語の知識を理解し、それを自ら学んで、より高い英会話力を獲得し続けるのです。

BOGOLは、その「基礎英会話力の習得」を“英会話からの卒業”と言っています。

それは、こうした自律的学習へとつながっていくことを前提として、他律的学習からの“卒業”を意味しているのです。

②日本人専用に開発

日本人が日本語を母語としていることによって生じている “脳の働き方の違い” を前提としたロジックを構築しています。

日本語を使ったトレーニングをベースとすることで、脳への浸透力を強化する方針を採用しています。

「英会話をするには、英語で考えられるようにならなければならない」は、机上の空論です。

普段、日本語の中で生活している以上、日本語を介在した英会話になることを否定してしまうのは、「脳が無意識に(日本語で)反射してしまう」ことを無視した、無謀な挑戦になってしまうのです。

③短期学習を可能とする個別学習メソッドの融合

英会話に必要な『3つの脳力(能力ではなく脳力)』を、それぞれ個別にトレーニングすることで高効率化しています。

●イメージ処理脳
・トリプル・ブレイン・ロジックをベースとして “日本人の英会話” の理解
・日本語を使った『英語脳トレーニング』

●文法脳
・既存の複雑化した英文法とは一線を画した、学習者にとって真に理解できて、実際の英会話で使える英文法『グラマーコア』

さらに、特許取得済みの英文法脳養成アプリによる短期集中トレーニングを行います。

●辞書脳
・英単語の辞書脳を確実に作り上げることに実績を重ねた『ソニックリピート方式』により、必要にして十分な「仕事で使う英単語」を収納した辞書脳を短期で養成

4.BOGOLは、なぜ3カ月で英会話ができるようになるのか

既存の英会話学習法では「とにかく大量に学習すれば出来るようになるから、期間を決めて集中して頑張りましょう」というのが一般的です。
その背景にあるのが前述したように、「それこそが、母語を覚えた過程そのものだから」という考え方だからです。

しかし、大人の学習者にとっては、この「いいからやりなさい」では “納得感” がなく、また、何をどれだけやればいいのかも不透明(つまり、ゴールが見えない)であるため、モチベーションを継続することが難しいのです。

これに対して、BOGOLでは、『英会話に関する基本ロジック』が存在します。

そのため、学習者は「なぜ、自分は英会話ができないのか(原因)」を納得することができます。
そのうえで、「何をどれだけ、どのようにトレーニングすれば英会話ができるようになるか(対策)」についても納得した上で学習することができます。

大人の学習者にとって重要なのは、
「“納得”を基礎として、何をどれだけやればよいのかが見える状態で学習できる」
ということであり、これが『3か月で英会話ができるようになる最大の理由』なのです。

すべての学習過程において、「母語である日本語を活用した」、BOGOLオリジナルのトレーニング法を導入しています。

学習者が納得した上で、それぞれのトレーニング(各トレーニングとも、一日当たり10分から15分)を継続することにより、英会話に必要な脳力(能力とは別)が最大化します。

その結果が、これまでの実績が示す『3か月での卒業』を可能としているのです。

5.BOGOLのトレーニング後

BOGOLでは、ある法人が社員に求める英会話レベルについて、一律に「こうである」と決めるべきではないと考えています。
それは、業種や職種、英会話を必要とする頻度などによって変化するからです。

一方で、BOGOLは
「英会話ができるとは、英語で、どんな会話ができるようになることなのか」
について、基本となるターゲットレベルを設定することは必要だと考えております。

それは、社員の英語研修を委託していただくにあたり、『結果として、社員がどんなレベルの英会話力を身につけられるのか?』を理解できないことには、委託するかどうかの是非を検討できないからです。

以下は、BOGOLが設定した“基本ターゲットレベル(当社の3か月間のトレーニングによって到達する英会話レベル)”を、感覚的に理解いただくため、会話例を記載しています。
日本語で表記されていますが、「こういう内容の会話を、英語でもできるようになる」ということだとご理解ください。


【例文】A:日本人(現地法人)、B:外国人(現地取引先)
A:今日は、急なお願いで、申し訳ないです。
B:まったく問題ないです。今日は、○○の話ですか?
A:そうなんです。実は、本社からの指示で、今月末までに、新しい○○を作ることになりました。
B:そうなんですか。それを、当社に依頼したということですかね?
A:そのとおりです。前回の貴社の仕事について、報告書をあげたんですが、非常に評価してまして。今回も、依頼してはどうかという指示も同時に来たんです。
B:それは嬉しいですね。今月末までに、○○を●個ですか?
A:それが、●個なんです。可能ですか?
B:可能です。が、追加料金をいただくことになります。20%程度の上乗せぐらいに…
A:そうなりますかぁ。なんとか、前回と同じ価格というわけにはいかないですかね?
B:今回だけで考えると、無理です。ただ、今後の継続発注を、一定数お約束してもらえるなら、可能性はあります。どうでしょうか?
A:当然、今後も発注はします。実際の数と時期は、お約束はできないですけど。
B:なにか、今後の発注は当社へと考えているというレターを出してもらうことって可能ですか?法的な拘束力はないもので、いわゆる「意向表明書」ですが。
A:それは、明日までに本社と話をします。
B:ではこちらも、上司とそれで前回と同じ価格で受注することが可能かを検討します。
A:分かりました。では明日、それぞれの結果を受けてどうするか、会議をお願いします。
B:分かりました。では、明日の午後3時に、また来ます。

A: I am sorry for such a short notice
B: No problem. So, it is about ○○?
A: You are right. I got a request from HQ, and we need to make new ○○ by the end of this month.
B: Oh, I understand. So, you would like to order that to us?
A: Yes, sure. HQ think that your work is so nice. I have sent a report about your last work. They recommended me to ask you to help us again.
B: That a very good news! I am so pleased to hear that. And, how many ○○ would you like us to make this time?
A: Well… ● unit. Can you?
B: Off course we can. But, we need to ask extra charge. It will be 20%.
A: Oh, I see… I would like to ask you the same price. Do you think it is impossible?
B: I am sorry, but my answer is Yes, if we think about this deal. But it is possible to do so, if you can promise me to make the additional order, including the number. How do you feel?
A: I think we will order. But it is difficult to show you the number now.
B: I understand… Is it possible for you to give us a kind of letter, like you will make next order to us? It will not be a regal letter. It will be a letter of intent.
A: OK, I will talk about that with HQ tomorrow.
B: Thank you, and I will talk with my boss we can accept your request with that letter.
A: I understand. So, shall we have next meeting tomorrow, after getting the answer.
B: Yes, please. I will come back at 3pm tomorrow again.

一見複雑に見える会話でも、BOGOLでトレーニングを行うことで、自分が伝えたいことを正確に伝えられる能力、そして”脳力”が身に付きます。

6.BOGOLは、要するに何が違うのか

①日本語を手に入れたという成功体験による洗脳

既存の英会話学習は、「言語の習得には、知識を得るだけでなく、同時に、多くの経験(失敗と成功)を積み重ねることによる脳の自然な学習過程(慣れること)が必要である」という考え方に基づいています。

これは間違いではなく、海外で長期間にわたって、いわゆる “英語漬け” の生活を送る経験をした日本人が英会話力を手に入れる過程そのものです。

母語である日本語の能力を手に入れた過程と酷似しており、日本人全員が日本語を手に入れたという成功体験をしていることもあり、「あたりまえのこと」「当然、そうすることでしか手に入れることができない」と受け止められてきました。

②BOGOLの考え方

BOGOLでは、「英会話ができるということ」を、脳の働き(どんな機能を、どの順番で、どのように使っているのか)で分解しています。

その結果判ったことは、
「日本人は、日本語を母語としていることで、英会話で必要な3つの脳のうち、ある1つの脳を持っていない」
ということです。

さらに
「残りの2つの脳についても、英語で使うために必要なロジック(知識の整理)や、脳の機能に合わせたトレーニング方法を学んでいない」
ということです。

つまり、脳の自然発生的な学習に依存するのではなく、そもそも英会話ができるようになったということは、脳にどのような機能をインプットしたということなのか、という結果を明確にし、そこから逆算したトレーニング方法を見つけ出した、ということなのです。

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