BOGOL監修にあたり

私は、過去40年に渡って、英語学習法の研究を行って参りました。その基本コンセプトは、learner friendly(学習者に優しい)です。これは、学習者にとって学びやすく、努力がストレートに成果に結びつくという意味です。

なぜ私がこの理念を追求してきたかと申しますと、それは、私自身が、高校時代に砂を噛むような思いをしたからです。とくに、複雑難解な文法解説には苦労しましたし、読解のコツや語彙の増強などについても手を焼きました。

その後、英語を教えるようになったのですが、受験生も社会人も 死屍累々たる惨状で、私がかつて経験したのと同じような点で苦しんでいました。この状況は今も変わりません。

そこで学習法を根底から見直す決意をしたわけです。

learner-friendly(学習者に優しい)は、単にテストで点数が取れるようにするといったような瑣末なコンセプトではありません。点数などは、「後から」いくらでも付いてきます。私が真に目指してきたものは、「英語を通じて人をインスパイヤーする」ということです。

人間はだれでも進歩をしっかりと実感できると、それまで気付きもしなかった潜在力が引き出されます。そして、それは充実感・達成感そして創造的チャレンジへとつながっていきます。

さらに、この体験をした者は、互いにインスパイヤーしあって競争・協働しながらさらに高次の領域、課題に挑戦していきます。これは決して強制的なプロセスではなく、ごく自然に起こる必然の連鎖です。

これを、英語教育で実現したい。それが私の生涯をかけた挑戦でした。

その成果については、ぜひ別の資料をご覧いただければと思いますが、予備校から高校、大学まであらゆる現場で開発を続け、文法から語彙、速読・速聴、そしてライティング、スピーキングまで、この分野の課題はあらかた解決いたしました。とくに、文法のシステムは、私の着想した世界初の言語理論に基づいています。

工夫のない英語教育は、個人や企業レベルの損失であるだけに留まらず、国家レベルの損失であるというのが私の認識です。ご助力いただければ幸いに存じます。

BOGOL総合監修 池田和弘