BOGOL(ボゴル)とは

ボゴルは「母語る」という言葉をカタカナにしたものです。
ここでいう母語とは「日本語」のことで、弊社は日本語を活用するという手法で、英会話のみならず文法から速読・速聴・ライティングまで英語のすべての技能においてユニークな成果を出してきております。

しかし、この日本語を活用するという手法はなかなか理解されません。
なぜなら、世間では、英語が話せるには「英語の回路」が必要だ、そして、「英語の回路を」を作るには英語で考えないといけない、日本語を使っては駄目だと信じられているからです。

これが全く誤った考えであるというのが弊社の認識です。

母語の支配力

簡潔にご説明すると、最近はよく、TOEICで900点以上、あるは990点(満点)を取った人が、実際にフタを開けると英語が話せないという事例が多数あることが企業の間で問題となっています。しかし、どうしてネイティブでさえ平均点が950点程度しか取れないテストで、それを越えるスコアを取れる人が英語を話せないのでしょうか。
TOEICで900点を取ることがいかに大変なことであるかは、日本人なら誰でも知っています。

その答えは、リスニングにせよ、リーディングにせよ、「分かった!」と思った瞬間に、その情報は、脳の深いところで、英語ではなく日本語で理解されているからです。
日本語(母語)というのは、そのぐらい深く私たちの思考と密接に関係しているのです。
ですから、リスニングやリーディングといった受動的な訓練をいくら行っても、また「英語を英語で学ぶ」というようなことを週に数時間程度やったところで、日本語の支配を逃れることはできません。

“語順”と”発想”

さて、これまで様々な手法が試されてきて、雨後の竹の子のように英会話学校が現れては消えていますが、不思議なことに「これは凄い方法だ!」という声はどこからも聞こえて来ません。企業の担当者も、「有名な英会話学校」と契約することで無難にお茶を濁しているというのが実情です。

弊社は、この現状を根底から覆す技術を持っています。
実例を上げましょう。たとえば、私たちが「弊社では、先方の状況を理解しております」と言いたいとき、日本語で話す場合であれば、当然ながら脳内で瞬時に日本語が組み立てられ、話すことができます。しかし、英語であると、こんなに短く、また中学レベルの単語を使った英文であっても、話すことができません。

その理由が何かというと、①語順と②発想が違うからです。下の例を見て下さい。

(伝えたい内容)弊社では、先方の状況を理解しております。
(英語の語順)We understand / their situation.
(英語の発想)私たちは理解している 彼らの状況を ※そもそも「弊社」は「We」となり、「先方の」は「their」となる。

では、弊社がどのようにこの問題を解決するかというと、(日本語で)言いたいと思ったことを、強制的に、日本語を使って、英語の語順に組み立てるトレーニングを行います。
つまり、以下のように、まず日本語(言いたいと思ったこと)を「日本語を活用して英語の語順と発想でとらえ直し」、そこに英語を重ねるのです。

>弊社では、先方の状況を理解しております。
➝ 私たちは理解している 彼らの状況を ※そもそも「弊社」は「We」となる。「先方」は「their」となる。
➝ We understand their situation.

これは、言い換えるなら、「日本語を使ってバーチャルな英語回路を作る」ということです。
語順と発想がつかめないと、正しい英語で話せるはずがありません。それを日本語で行うとご覧の通り、強力に英語の核心部分をつかむことができるわけです。
これにより、誰でも一瞬で「英語の世界」に足を踏み入れることが可能になり、「英語らしい英語」「通じる英語」が話せるようになるのです。

“母語を活用する”こと

この方法は一見遠回りなように思えますが、慣れてくると一瞬で行うことが出来るようになります。
現状、ほとんどの日本人がとんでもない英語しか話せないのは、「完全に日本語に引きずられた、通じない日本語英語で話している」からです。
この状況が一向に改善されないため、それなら直接「英語で英語」を学べば良いという安易な考えに飛びついたのが、現在の、いわゆるall Englishの手法です。しかし、日本語をフルに活用する弊社の技術と比べて、その効果・効率が圧倒的に異なることは、今ご覧いただいた通りです。

私がこのトレーニング技術に気づいたのは、通訳の仕事を行っていたときでした。初めは、あまりにも瞬時に起こる為、何が起こっているのかよく分からなかったのですが、そのうち、日本語から英語にする方がその逆よりもはるかに速いということに気づき、その理由について詳しく調べた結果、日本語を利用した上のような訓練が有効であることに気づいたのです。
※ちなみに、私は日本国内で英語を学習してきました。海外留学経験はありません。日本人の学習者のほとんどがそうでしょう。

弊社の技術を応用すると、たとえば、This is a problem. とThis is an issue.などの違いなども的確に理解できるようになります。
“a problem” は「問題そのもの」で、”issue” とは「議論・検討の対象になっている problem」であると日本語で解説すると、違いが一瞬で明確に分かり、本質を突いた通じる英語が使えるようになります。

また、リスニングにおいても誤解が生まれません(この二つを区別できないと大変なことになります)。All Englishでこのような点を理解しようとしても、うまく行かないことは容易に想像していただけると思います。
母語(日本語)を活用すると、会話力以外にも、1週間で100語以上の超高速語彙増強や、文法用語をほとんど使わないグラマーの習得なども可能になります。

弊社では、欧米の理論を適当に引っ張って来て、それらしく見せて集客し、さらにダラダラといつ終わるともなく続く研修をまともな研修であるとは考えておりません。3か月前後の短期期間で「決着」をつけ、受講生に「英語の世界」への鍵をつかんでいただきます。弊社では、これを「卒業」と呼んでおり、多様な受講生に対していかに確実に「卒業」していただくかを絶対的な課題としております。

私たちのミッション

私たちの目標は、単に英語が話せる人材を養成するということにはございません。
「誰にでも容易に取り組め、努力がストレートに成果につながるシステム」(=learner-friendly(学習者に優しいシステム)を目指しております。

なぜなら、そのようなシステムは、人をインスパイヤ―するからです。インスパイヤ―されると、人は「言われたからやる」ではなく、自ら進んで自発的、自律的に、パッションを持って課題に取り組むようになります。

とくに英会話の場合、これが障害となって苦しんでいる方が非常に多いので、「これなら出来る!」という感覚・自信をつかむと、大きな突破感・解放感が生まれ、学習者は強力にインスパイヤ―されます。そのため、たとえば、2名より5名、5名より10名と、より多くの人材に弊社のシステムを活用していただくと、そこに「深い共感意識」が生まれ、社内の雰囲気をポジティブにし、効果的な協働や創造的な課題解決の流れが生まれます。
企業にとって、インスパイヤ―され自発的に動く人材、さらに、それと同じ波長で協働できる人材以上に強力なアセットは存在しない。

―――それがボゴルの認識であり、それを短期間に確実に実現することが私たちのミッション(=存在意義)です。

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